60歳定年再雇用では人生変わらない
これまでずっと会社員や組織に属する働き方をしてきた人が、60歳以降どのように働くのかは深刻な問題なんだ。
だって、僕ら世代は人生後半戦であり、残された時間が限られているからね。
これまでと同じ働き方を選ぶのであれば、定年再雇用や嘱託契約がメインで、人によっては短時間労働のアルバイト契約を選ぶかも知れない。
でも、これだと収入は上がらない。
もしかすると、かなり減ってしまうかも知れないよね。
僕が60歳を間近に控えた時に一番悩んだのが、今のままの収入確保で満足するか、リスクを取ってチャレンジして、もっと多くの収入を得るようにするか、だった。
で、結論として後者を選択したんだ。
即ち、個人事業主として独立をしたんだよね。
もちろん、目論みがあったからだけど、100%完全に自信があったわけじゃないんだ。
でも、もうこれ以上会社員としての生活を続けるのが嫌だったからに他ならないよね。毎日の通勤ラッシュ、理不尽な上司、大してやる気のしない仕事・・・
これらの全部から逃れて、もう一度自分の好きなように毎日を生きたいというのが、本心だったんだ。
業務委託契約で働く
そして、独立したんだけど、別に特別な仕事を始めたわけじゃないし、変わったのは自分の時間がすごく増えたことだけかな。。
僕が選んだのは、業務委託契約で働くということ。
つまり、個人事業主として、企業と業務委託契約を締結して毎月一定の報酬を得る働き方だ。
会社員と何が違うかというと、仕事の内容はこれまで自分が培ってきたスキルや経験でできることで、僕の場合は、リモートワークでビジネス全体のディレクションをする仕事だったんだ。
一般的には、事業統括マネージャーとでも言えば、近いかも知れないね。
もちろん、それまでの会社員人生では当り前だった福利厚生はまったくないし、税金は自分で支払わなきゃならないから、責任は重大だよ。
でも、精神的な自由度は格段に違うし、今もこの働き方は本当に気に入ってるんだ。
僕が定年退職して収入を上げた具体的な方法
仮に、会社員時代の給料が毎月50万円だったとしよう。ここから、税金や健康保険料等が差し引かれるから、実質的な手取りはもっと少ないよね。
この毎月50万円を業務委託契約で得ようとしたら、これはかなり難しいと思う。そこまでの報酬を支払える案件先がなかなか見つからないからね。
試しに、Indeedで業務委託案件をリサーチしてみると分かると思う。
これは、企業の立場で考えると、やはり高額はリスクなんだろうね。。。
なので、パラレルワークが正解なんだ。
パラレルワークを訳すと、複業というワードが当てはまるかな。
つまり、ひとつの案件先だけではなく、複数の相手先と業務委託契約を締結するやり方なんだ。
この方法だと、25万円+25万円=50万円という計算式が成り立つよね。
業務委託契約であれば、2つの案件を同時に請け負うことが十分に可能なんだ。
それは、結果=成果にコミットするということだからね。
会社員は労働を提供し、その対価として給料を得る働き方。
対して、業務委託契約では、成果という価値を提供し、報酬を得る働き方。
ただし、案件によっては、かなり時間拘束される場合もあるので、その点は注意が必要になるよ。
この方法だと、仮に25万円の案件と30万円の案件の2つを請け負えば、合計で55万円となって、会社員時代の収入の10%アップを実現することができるんだよね。
僕は、この働き方を実践して、会社員時代の収入を上回る収入を得ることに成功したんだ。
どの道を選んでも、それはすべて正しい
この話を聞いた人は大抵2つタイプに分かれるんだよね。
ひとつは、自分には無理だって考える人。
もうひとつは、「えっ、そんなの知らなかった!!今すぐ、やってみよう。」と考える人。
前者は、現状維持を選び、後者は、現状打破を選んだってことだよね。
これは、その人の自由なので、僕はどちらも正しいと思うけど、今を、人生を変えるには、現状を打破しないと未来は来ないよね。
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