今日のテーマは、「定年後を考えた50代からの準備で今すぐに取りかかるべきこと」
60歳定年退職を実現するには、これまでに培ってきたリアルなビジネスでのネットワークを使うのはもちろんだが、それだけではない。
今の時代、ビジネスでWEBを活用するのは必須条件だと言えよう。
そして、やり方さえ間違えなければ、WEBビジネスを構築するのはそれほど難しいことではないのだ。
それよりも大切なのは、WEBビジネスを構築した後なのだ。
つまり、いかにWEBビジネスを継続し続けることができるか。
そのための仕組みを今から作っていけるかどうかがビジネスで成果を出すために必要なことになる。
今回は、WEBを活用したビジネスを構築するために、今すぐにあなたが取りかかるべきことについて解説していこう。
■情報発信することで、まずはあなたや商品、サービスを知ってもらう
インターネットはデータベースである。
では、このインターネットを活用してビジネスを構築するとはどういうことなんだろうか。
具体的には、自分のWEBサイトやブログサイト、SNSなどを活用して、ネット上に様々なお役立ち情報を積み重ねていく。
そして、その情報を必要としている人に提供することで彼らからの評価を得る。
その評価がビジネスとしての収入に直結する、というのが一般的な流れになる。
これは、WEBサイトでもそうであるし、SNSを使ったインフルエンサー・マーケティングにおいても然りなんだ。
この積み重ねをいかに効率的に、そしてきちんとマネタイズを出口とした戦略で取り組んでいけるかが、インターネットで収益を得る秘訣になる。
でも、いくら情報の積み重ねが大切だからといって、ただ闇雲にSNSに食べ物や日々の日常を投稿しても全く意味がないのは、あなたにもお分かりいただけるだろう。
では、何をどのようにして、情報発信をしていけばいいのだろうか。
これは、これまでにもお伝えしているように、あなたのお客さんの悩みや痛み、抱える問題を解決するための情報を発信していくことが、その答えになる。
例をあげてみよう。
僕は料理教室を経営している先生のサポートを行っているが、ここでは売上をあげるためのマーケティングスキルなどを教えている。
「どうやって教室の生徒さんになる人を見つけるのか?」
「レッスンでは、何を生徒さんに伝えていけばいいのだろうか?」
こういった悩みを持つ人に向けて、レッスンの具体的なやり方や、他の先生が実践して成果につながった方法をシェアしているのだ。
僕のブログサイトでは、こういった情報を多く伝えているので、同じような悩みを持つ先生にとっては、役に立つ情報に違いない。
そして、情報を得て、自分の教室レッスンで試してみて、成果を得た先生は、僕のブログサイトを有益なサイトだと評価してくれる。
つまり、僕が提供している料理教室経営のノウハウを知って、僕の提供しているサービスに関心を持ってもらえるのだ。
これが、情報発信をする一つ目の理由だ。
■一貫性のある情報発信で、価値観を共有してもらう
次に必要なことは、関心を持ってもらった商品やサービスを提供している提供者自身(=あなたのことだ)にも興味を持ってもらうことになる。
そのためには、サービス提供者であるあなたが考えているビジネス理念や想いを伝えるブログ記事を書くことになる。
ここでのテーマは、同じ悩みや問題を抱えている人の共感を得ること。
共感や価値観の共有とは、言い換えれば「好きか嫌いか」に集約できる。
それは、見込み客にとってのあなた自身の見え方ともいえるだろう。
文章の書き方や表現の仕方が好きか、嫌いか。
考えていること、伝えていることが好きか、嫌いか。
こういったことを見込み客は常に感じながら、あなたの情報発信を受けている。
なので、ブログでの情報発信であなたが注意すべきことは、一貫性を保とう、ということになる。
発信する内容はもちろんだが、言い回しなどにも気を配って欲しい。
ブログは文字情報によるものなので、読んでいて一貫性がないと途中で離脱されてしまう。
そうなると、あなたが伝えたい情報自体が見込み客に届かず、致命的となってしまうので注意が必要だ。
では、共感を得るためには、どのような情報を記事にしていけばいいのだろうか。
僕の場合は、料理教室の先生の悩みを解決するヒントを記事にして発信している。
例えば、毎月生徒さんの集客が安定せずに不安な気持ちでレッスンをしている先生には、自信を持ってレッスンをすることが大切なことを伝えている。
なぜなら、目の前にいる生徒さんにレッスンを受けてもらって満足してもらうことが、次のレッスン申込みにつながるからに他ならない。
なので、目の前のレッスンに集中しよう、ということを実際の事例で伝えていく。
その際には、他の先生がどうやってその自分の壁を乗り越えたのか、そのきっかけとなったエピソードを紹介しながら、悩んでいる先生に寄り添う気持ちでいる。
そうすることで、記事の文章にも想いが伝わるし、読んでいる先生も「あっ、これって私のことだ!」と気づいてもらえるようになるからだ。
情報発信をする際には、パソコンやスマホの画面の向こう側にいる見込み客を一人の実在の人物に見立てておくことが重要なことだ(マーケティングの専門用語では、これをペルソナを設定すると言う)。
■判断する基準、選択する基準を伝える
最後の理由は、ブログ記事を読んでいる見込み客に対して、あなたの商品やサービスを販売するために、選定する判断基準を伝えることになる。
見込客があなたの商品、サービスに興味を持ち、さらには、提供者のあなたにも共感してくれたなら、次にあなたがするべきことは、その見込み客の悩みを解決する手助けをすることになる。
そのためには、あなたの商品、サービスを買ってもらうことが必要だ。
なので、あなたの商品、サービスの提供を受けることで、悩みの解消の手助けになることを見込み客に認知してもらわなければならない。
ここで大切なことが、商品、サービス選定の判断基準を伝えること。
判断基準とは、先にあげた価値観を鮮明にすることだ。
だから、あいまいなことを情報発信していると、見込み客にあなたの価値がきちんと伝わらず、意味のない発信となってしまいかねない。
よくWEBの世界では、炎上したとか、バズったなどと言われる現象が起こり、多くのアクセスが集まることがあるが、これは総じて過激な発信内容であることが多い。
過激であるがゆえに、発信内容が明確であり、それに対してファンもアンチも反応するようになる。
炎上商法などとも言われて、わざと過激な発信を繰り返す人もいるようだが、それは自分のビジネスとの見合いで判断すべき問題だろう。
ここでの、最終的な目的は、あなたのファンになってもらうこと。
なので、あなたのビジネスが順調に進むような情報発信をすべきだと僕はいつも考えている。
今の時代は誰でもが、インターネットを使って情報発信をすることができる時代だ。
でも、インターネットが世の中に登場する以前は、限られた一部の人しかできなかったこと。
僕ら世代は、今の時代にビジネスを行っているからこそ、この最強の仕組みを活用して情報発信をするべきだと思っている。
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