「定年後は、長年の夢だった自分のビジネスを立ち上げたい」
「退職金を元手に、地域に貢献できる事業を作りたい」
60歳での定年退職を機に、そんな青写真を描く方は少なくありません。
しかし、ちょっと待ってください。
もしあなたが、「老後の生きがい」ではなく「生活を支える安定収入」を求めているのであれば、ゼロから「ビジネス(事業)」を作ろうとしてはいけません。
なぜなら、ビジネスをゼロから構築して黒字化するには、膨大な時間と資金、そしてマーケティングの専門知識が必要だからです。
今回は、私たちシニア世代が最短で収益を得るための賢い戦略――「ビジネスを作らずに、契約を取りに行く」という方法(独立プロフェッショナル)について解説します。
「起業」と「独立プロフェッショナル」の決定的な違い
実は、私は起業も独立(=独立プロフェッショナル)も経験しています。
なので、はっきりとわかるのですが、この2つはまったくの別物です。
まずはこの違いを理解することが、成功への第一歩です。
| 項目 | 一般的な起業(ビジネス作り) | 独立プロフェッショナル(契約獲得) |
| 収益源 | 自分で作った商品・サービス | これまでの実務経験・スキル |
| 必要なもの | 事業計画書、資金、店舗など | A4一枚の提案書、PC |
| 初報酬まで | 半年〜数年(赤字期間あり) | 契約した翌月 |
| 主な活動 | 商品開発、集客、販売 | 企業の課題解決(実務代行) |
ご覧の通り、「起業」はハイリスク・ハイリターン。
対して「独立プロフェッショナル」は、ローリスク・ミドルリターン(月30万円〜)です。
60歳からの再スタートで、虎の子の退職金を減らすリスクを負う必要はありません。
あなたが選ぶべきは、後者の「独立プロフェッショナル」の道です。
なぜ、ビジネスを作ろうとすると失敗するのか?
私が53歳で起業に失敗した時もそうでしたが、会社員上がりの私たちは「商品作り」にこだわりすぎてしまいます。
-
誰も思いつかないような画期的なサービスを作ろうとする
-
立派なホームページやパンフレットにお金をかける
-
SNSで必死に集客をしようとする
しかし、実績のない個人が作った「よく分からない新サービス」にお金を払ってくれる人は、なかなかいません。
ここで多くのシニアが挫折し、「やっぱり再雇用しかないか…」と諦めてしまうのです。
「契約」を取りに行くとはどういうことか?
では、私が実践する独立プロフェッショナルとして、「契約を取りに行く」とはどういうことか。
それは、「すでに困っている企業の課題を、あなたの手持ちのスキルで解決する」というアプローチです。
例えば、
-
「営業マンが育たなくて困っている社長」に 👉 「私の30年の営業経験で、若手の育成研修をやりましょうか?」と提案する。
-
「バックオフィスの整理ができず混乱している会社」に 👉 「私が週3回入って、経理や総務のフローを整えましょうか?」と提案する。
これなら、新しい商品を作る必要はありません。
あなたが会社員時代に当たり前にやってきたことを、「代行しますよ」と言うだけです。
これこそが、独立プロフェッショナルの本質です。
最短で契約を獲得するための3ステップ
では、具体的にどう動けばいいのか。手順はシンプルです。
- 棚卸し(Inventory):自分が「何ができるか(動詞)」を書き出す。(例:営業ができる、ではなく「若手にクロージングを教えられる」)
- マッチング(Targeting):そのスキルを喉から手が出るほど欲しがっている相手(ベンチャーや中小企業)を見つける。
- 提案(Proposal):「職務経歴書」ではなく、相手のメリットを書いた「提案書」を見せて交渉する。
この3ステップを踏めば、あなたは「怪しい起業家」ではなく、「頼れるプロの助っ人」として歓迎されます。
よくある質問(FAQ)
独立プロフェッショナルについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. 営業経験がないので、自分を売り込む自信がありません。
A. 安心してください。泥臭い飛び込み営業は不要です。エージェントサイトを活用したり、知人の紹介(リファラル)から始めたりする方法があります。大切なのは「売り込み」ではなく「相手の話を聞くこと(御用聞き)」です。
Q. 60歳を過ぎていますが、年齢で断られませんか?
A. 「正社員」としての再就職なら年齢はネックになりますが、「業務委託」なら関係ありません。むしろ、「教育コストがかからない即戦力」としてダイレクトに実務を任されます。
Q. どのような職種が需要がありますか?
A. 一般的なホワイトカラー職である経理、人事、総務、法務、営業支援、プロジェクト管理など、会社組織に必要な機能であれば何でも需要があります。特に「守り(管理部門)」が弱いベンチャー企業からのニーズは絶大です。
まとめ:事業計画書を捨てて、提案書を書こう
60歳からの独立に、複雑な事業計画書は不要です。
必要なのは、目の前のクライアントに「私があなたの悩みを解決します」と伝える、たった一枚の提案書だけ。
難しく考えず、まずはあなたの経験を求めている会社と「一社」契約することから始めてみませんか?
そこから、あなたの自由なセカンドキャリアが始まります。
【50代・60代限定】資格なし・経験なしでもOK!
定年後の不安が「ワクワク」に変わる
『独立プロフェッショナル』開始ロードマップ
無料プレゼント中
「在庫を持たない」「場所を選ばない」「安売りしない」。
再雇用やハイリスクな起業に頼らず、あなたの経験を活かして完全在宅で稼ぐ「3つのステップ」を体系化したPDFレポートです。
- ✅ Step 1:自分のキャリアの「棚卸し」法
- ✅ Step 2:経験を商品に変える「パッケージ化」
- ✅ Step 3:履歴書不要!自分を売り込む「提案術」
※公式LINE登録ですぐにダウンロードできます