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働き方改革2.0

インデペンデント・コントラクターという働き方

投稿日:2022年8月14日 更新日:

あなたは、インデペンデント・コントラクターという働き方を知っているだろうか。

日本語で表現すると、独立業務請負人と訳されることが多いようだ。

何だか、必殺仕事人のような劇画チックな響きだが、アメリカではすでに数十年の歴史がある働き方でもあるんだ。

ちょうど今から20年ほど前の2000年頃に頻繁に紹介されたけど、最近はあまり耳にしないので、インデペンデント・コントラクターという言葉が僕ら日本人には馴染まなかったのかも知れない。

日本では、個人事業主とか、自営業というカテゴリーだね。最近はフリーランスといった方が通りがいいと思う。

インデペンデント・コントラクター(Independent-Contractor)、略してICは、労働を提供するのではなく、価値を提供する働き方だ。

即ち、労働という時間対価ではなく、成果という価値を提供するんだね。なので、僕ら世代が求める4つの自由を得られる働き方だと言える。

ここでいう4つの自由とは、

・時間の自由

・お金の自由

・場所の自由

そして、

・人間関係の自由

のことだ。

つまり、長い会社員生活で散々苦労してきたであろう束縛から逃れることができる理想的な働き方でもあるんだね。

特にここ最近は、コロナ禍以降、それ以前とは働き方が大きく変わってきているから、このインデペンデント・コントラクターへの需要が急速に高まってきてもいる。

この時代背景も、実は僕ら世代への追い風になっているんだ。

では、僕ら世代がインデペンデント・コントラクターとして独立するためにはどうすればいいのだろうか?

そのために必要なことは、大きく2つ。

1つ目は、

・今の自分のビジネスレベルを上げることだ。

自分の業務領域でスペシャリストになることだね。

2つ目は、

・未知の領域への挑戦のために自己投資して学ぶことなんだ。

この2つを追及していくと、必ず自分自身の成長に繋がるから、そうなれば価値を提供する側になれるんだよね。

もう少し具体的に話をしよう!

僕は、60歳で会社員を卒業(=定年退職)して、個人事業主として独立しているけど、何も特別なスキルや経験があったわけじゃないんだ。

もちろん、仕事に関する専門知識やそれなりの経験の場数は踏んでるけどね。おそらく、僕ら世代なら、誰もが当り前のように通ってきた道だと思う。

ただし、多くの人と違ったのは、組織に縛られるのが嫌だ、自分の自由裁量でこれからは生きていくんだ、という欲求が人一倍強かったことなんだと思ってる。

特に、50代前半で一度起業して、失敗しているから、事業を作り上げる難しさと同じくらい、組織や他人に縛られない自由さも知っていたからかも知れないね。

この思いをずっと持っていたから、60歳で定年退職するまでの数年間は、いわゆるパラレルワークをしていたんだ。複業ともいうけど、メインとして勤務していた会社以外に個人として2社のビジネスに関わっていた(この2社の仕事は今も続いている)。

それ以外にも、自分の経験を伝えるために、細々とだけどコンテンツビジネスを手掛けていたんだよね。このブログがそれで、コンセプトや形式は変化してきているけれども、最初の起業時代の後期からやってるから、僕の中ではかれこれ10年近くになるね。

なので、今の僕の生き方、働き方を実現するまでにはいろんな学びを得て、時間を使って、行動してきているんだよね。この事実こそが、僕の自己肯定感の源でもあるのは間違いないことなんだ。

だから、今を変えたい、人生を変えたいのなら、自分の信じる道をあきらめることなく、少しずつでもいいから前に進むこと、これに尽きるんだと思ってる。

インデペンデント・コントラクターに必要なスキル

インデペンデント・コントラクターは、誰でもチャレンジできる働き方だけど、今の時代、必要なスキルがあるのも事実だ。

僕が考える必要なスキルとは、

1.スペシャリスト

2.マーケティング

3.リモートワーク

の3つだと考えている。

まず、スペシャリストのスキルとは、自分がこれまで培ってきた仕事でスペシャリストになるということ。

僕の場合は、ビジネスのスタートが飲食店チェーンの現場職だったから、今に直接的には関係ないんだけど、若くしてマネージャーとして多くの部下を持った経験があったり、雇われ社長として経営参加した経験があり、なおかつ起業経験も持っているので、いろんなビジネスの現場に精通していることが強みだと自負してるんだ。

実際、パラレルワーカー時代は、法人設立業務を僕一人でサポートしてきたし、税務署対応も行ってきたからね。

だから、どんなビジネスの現場に行っても慌てないし、自分の中にある知見で何とか解決策を導き出すことができるんだよね。

次に大切なスキルは、マーケティングなんだ。

僕らのような個人レベルでは、特にダイレクト・レスポンス・マーケティング(略称:DRM)が超重要だ。

DRMは人間心理に基づいたビジネス方程式とも言えるから、ビジネスを伸ばすには必須のスキルで、僕はこれを30代後半から自学自習で学び続けてきている。

本を読んだり、メルマガ登録したりしてるけど、起業当初は高額セミナーに参加して、ダイレクトに学んだ経験もある。

DRMについては、別記事でも書いてるので、そちらもチェックして欲しい。

https://nevergive-style.com/gettoknow-thebasics-drm/

そして、3つ目に必要なスキルは、リモートワークのスキルなんだけど、これはデジタルワークのスキルとも言えるかな。

コロナ禍以降、急速にリモートワークが広がったけど、僕ら世代には苦手意識を持つ人が多いのも事実だよね。これって、僕ら世代が若い頃に経験していないからで、いわゆる食わず嫌い現象だと僕は思う。

確かに最初は苦労することも多いけど、慣れてしまえば快適だから、絶対にトライすべきだと思ってる。

リモートワークの詳しい内容については、こちらの記事で紹介してるからぜひチェックしてみて、トライして欲しい。

https://nevergive-style.com/remotework-skills/

以上、インデペンデント・コントラクターとして仕事をすることとはどういうことなのかを説明してきたけど、僕ら世代が60歳以降を自分らしく生きるためには理想的な働き方だと断言できるので、ぜひあなたも今から準備をスタートしてチャレンジして欲しいと思う。

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